DAC-096 LONELY AT THE TOP

‘83年にLPでリリースされ、その圧倒的な内容と音質の良さでたちまち人気盤となった「LONELY AT THE TOP」。 これまでに様々なレーベルより発売されていますが、今回究極のリマスター・サウンドでの再登場。内容はIT’S ONLY ROCK’N ROLL期とEMOTIONAL RESCUE期の未発表曲をメインに選曲されており、 中でもテイラー参加のTrack-1と2は出色の出来、また’85年のミックのソロ作のA面1曲目を飾ったタイトル曲等、収録曲にはその後進化してオフィシャル盤に収録されていったトラックまであります。 今回の構成はオリジナルLPに収録の9曲全曲に加え、オリジナルLPのマスターテープに収録されているものの既発売曲のためLPからは外されたTk-10及び旧TSP盤CDに収録されていたボーナス3曲プラスαという編成です。 今回のリマスタリング盤CDの音質は、LP原盤同様マスタリングのピッチが遅く高域を絞り過ぎてコモリ気味の音質がマニアに評判の悪かったTSP盤CDと比較すると目を見張るほどの違いを感じられることでしょう。 特に’79年のバハマのコンパスポイント・スタジオでの収録曲は後発CDよりも音が良いと言われたオリジナルLPをも凌駕する、ピッカピカのクリスタルクリアー(笑)な高音質で、オリジナルLPや後発のCDで問題のあったピッチも一曲毎に丁寧に修正されています。 全編高音質のステレオ・ライン音源で初心者からマニアまで広く薦められる’70年代スタジオものの古典的な定番アイテムです。